どうも、ヨシヒコです。
以前のブログでも書きましたが、人間は生まれながらに持っている「欲求」が8つあります。
「現代広告の心理技術101」から「生命の8つの躍動」も紹介させていただきました。
書籍はこちら
覚えていますかね?
もし以前のブログを見てなければ、こちらから見られます。
人間の欲求には予めプログラミングされてるものが8つある!
もう一度「生命の8つの躍動」を確認します。
- 生き残り、人生を楽しみ、長生きしたい。
- 食べ物、飲み物を味わいたい。
- 恐怖、痛み、危険を免れたい。
- 性的に交わりたい。
- 快適に暮らしたい。
- 他人に勝り、世の中に後れを取りたくない。
- 愛する人を気遣い、守りたい。
- 社会的に認められたい。
誰だってピンとくる「欲求」がいくつかありますよね?
コピーライティングの理解を深めようとしてる僕らは、
「生命の8つの躍動」
に関して、
「利用される側」
じゃなく、
「利用する側」
にならなければなりません。
では、どうやって利用する側になるのか?
あーだこーだと説明するよりは、自分自身がどんな気持ちになるのか?
まずは体験してもらうために、以下の文章を読んでみてください。
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「生命の8つの躍動」を上手く使えたら、どんなことができるようになるか分かりますか?
この「生命の8つの躍動」を意図的に刺激できるようになれば、相手の心を支配できるようになれます。
あなたの言葉しか脳内を駆け巡らない。
何をさせるのも、あなたの思い通りになってしまう。
想像してみてください。
気に入った女性と過ごす時間が欲しいから食事の約束をして、そのあとは・・・。
思いどおりの展開になれたとしたら?
それよりも、お金のほうが欲しい?
だったら高額で利益率の高い商品を紹介して、どんどん買ってもらいましょう。
「生命の8つの躍動」が使えるようになれば、強制的にお金を奪わなくても、相手が勝手に財布からクレジットカードを取り出して、オンライン決済してくれます。
もちろん振り込みを選択してくれたら、翌日にはあなたの口座に現金が振り込まれます。
なにも悪いことなんてしてません。
購入者の希望を叶えてあげられる商品を紹介したあなたは、それだけの価値を提供した代わりにお金を手にしたわけですから。
なにも違法なことはしていないので、後ろめたさを感じることなんて何一つありません。
逆に感謝されることをしてるんですから。
だから、悪用は厳禁なんです。
儲けたお金で、今までの借金を返済しましょう。
パートナーに苦労をかけていたら、高価なプレゼントをしてみましょう。
家族を旅行に連れて行ってあげましょう。
パートナーの笑顔はもちろん、子供たちの笑顔を見ると安心しますよね。
趣味にも思う存分お金が使えます。
今までのお金に対するストレスを解消しましょう。
あなたには、経済的にも時間的に豊かな生活が手に入りました。
もっと自由で良いんです。
あっという間に子供たちは大きくなってしまいますし、家族との時間を大切にしましょう。
もっともっと楽しんでください!
「生命の8つの躍動」を理解すると、あなたには経済的な豊かさと、時間的・空間的な自由も手に入ります。
あなたの選択は自由です。
「生命の8つの躍動」を利用して、あなたはどんな人生を手に入れますか?
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どうだったでしょうか?
文章を読んでいると、様々な欲求が湧いてきませんでしたか?
おそらく、あなたの脳内では
「そんなことある訳ない」
という冷静な自分と
「そうなれたらストレスのない幸せな人生になる」
という欲望を抱いた自分が葛藤しているんじゃないでしょうか?
「そんな都合のいい話なんてある訳がない!」
と思いつつも
「もし本当だったら、この機会を見逃すことのほうが人生の失敗かもしれない・・・。」
こうした欲求が抑えきれなくなります。
これが「生命の8つの躍動」を刺激するということです。
異性のことやお金のことなど、僕たち人間が普段から持っている欲求や欲望が満たされた状態を言葉にしてみる。
これだけで、相手の反応がまるっきり変わります。
「ちょっとそれは気が引けるなぁ・・・」
と思うかもしれませんが、そうではありません。
むしろダイレクトに欲求や欲望に対して刺激しないと、反応が取れません。
ここがコピーライティングを学ぶうえで凄く重要なポイントです。
必ず心に留めておいてください。
本気で商品を売ったり、何かを紹介して成約に結びつかせるには、人間の欲にダイレクトに刺さる文章が書けないとダメです。
上級者になるほど、相手に気づかれないような欲の刺激ができていますが、最初は露骨な文章でも問題ありません。
何事も慣れですし、いずれ自分の色が出てくるものですから。
なんとなくでも「生命の8つの躍動」を使った文章の書き方がイメージできたでしょうか?
人間には誰にだって必ず「欲」があります。
ここを深く理解できるほど、相手の心に刺さる文章が書けるようになってきます。
僕たちだって、普段口には出せないことを欲として持っていますよね?
その欲を、相手も同じように持っていると思って文章にするだけです。
食べる・寝るという日常の一つをとっても、人間の「欲」から生まれる行動ですからね!