どうも、ヨシヒコです。
文章を書く理由は人それぞれですが、読者に何らかの情報を届けたいという意図がある場合には、相手の感情を動かす言葉が必要です。
人間の行動プロセスがわかると伝わりやすい文章が書ける!
そこで、あなたが書いた文章に、読者が興味をもってくれるかどうかが問題になってくるのですが、その要素は一体何だと思いますか?
僕が大切にしている要素として、
「相手が本当に手に入れたいものが何なのかを追求すること。」
だと思っています。
男性の間で筋力トレーニングが、密かなブームになっていますが、
- 「腹筋を割る」
- 「胸板を熱くする」
- 「たくましい背中を作る」
- 「太い腕にする」
など、物理的な意味のように感じてしまいます。
しかし、これらにはもっと重要な深い意味が含まれているはずなんです。
身体が引き締まり、Tシャツ姿を見た女性が
「良い身体してるね」
「強そうな男性の体って素敵」
と言われることが最大の目的かもしれません。
文章を書くという業界には、提供されるもので生まれる価値を「ベネフィット」と呼んだりしますが、トレーニングメニューをこなして、ただ身体を引き締めるだけなら「メリット」しか感じません。
その「メリット」の先に、どんな未来があるのか?
つまり、どんな「ベネフィット」があるか?
ということを深く考えてアピールしていくことが、文章を作成する上で、とても重要な要素になります。
例えば筋力トレーニングのプログラムを販売する場合なら、
「このトレーニングプログラムを手にしたら、引き締まった男らしい身体が作れるよ。」
と言われるよりも、
「このトレーニングプログラムを手にしたら、引き締まった身体が作れるだけじゃなく、女性からモテるようになるよ。」
って言われたほうが、そのプログラムを手に入れたくなる「感情」の刺激があるということです。
「引き締まった身体」を手に入れたいという物理的なものよりも、本当に欲しているのは異性からモテるための本能的なニーズだったりします。
その本能的なニーズをどれだけ理解しようとするかで発信する内容が変わってきますし、その結果として読者の反応も変わってきます。
紹介したい情報の「ベネフィット」はなんなのか?
この思考が自然にできるようになると、人になにかを伝える場合に、周囲から魅力的に感じてもらえますし、ただ文章が上手く書けるだけじゃなく、生きていく上で色々と役立つスキルが身につきます。
「ベネフィット」はなんなのか?
これを意識しながら文章を書く習慣を持ちましょう。